みくだり日記    2001年04月前半
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04月15日(日)
  ということで二日間の睡眠時間の合計が約二十四時間と、半分寝て暮らしてしまったこの週末だったわけだが、かと言って終始家でごろごろしていたのかというとそうでもなく、幕張のカルフールに行ってみたりしたのだった。鳴り物入りで開店して以来、そのうち一度は行ってみたいと思っていたのだけど、なにやら相当混んでいるとのことで二の足を踏んでいた。だが最近は当初の混雑もいくぶん緩和したと聞き、どうせ暇だしいっちょ行ってみるか、ということになったのだった。

  さて店内に入ってみると、まずは広いフロアに驚く。まあ広いといっても船橋ららぽーとと比べればそれほど大きいわけではないはずだが、二階建てという低い建物の中を水平方向にフロアが広がる様は、視覚的にとにかくやたらに広いという印象だ。肝心の品揃えと値段だが、プリングルスが百四十円というのは安いけれど、カップヌードルが百八円ではまだまだ甘いという気もする。家電品もいくつかおいてあったが、値段的には可もなく不可もなくといったところ。ただパン屋とワインセラー、それとチーズ売り場の面積がやけに大きいのは、さすがフランス資本という感じだ。

  そういえば例の光ゲンジのようにローラーブレードを履いてインカムを付けた店員もたくさんいたのだが、こいつらが結構邪魔で鬱陶しい。うしろからいきなり追い抜かれたりするとかなりびっくりする。まあバタバタ走り回るよりはスマートかもしれないけど、混雑しているときは危険なのではないかと思う。

  というわけでカルフールである。率直な感想としては「だだっぴろいスーパー」といったところか。期待していたよりも大したことはなかった感もするが、車でちょっとしたドライブがてら、また行ってみるのも悪くないかも。なんか弱いな。


04月14日(土)
  昨日あたりから風邪がぶり返してきたのか、咳が止まらず喉も少し痛い。やっと花粉の季節も終わって、ようやくこれですっきり春を満喫といきたいところなのに、なかなかそうもいかない最近の体調である。ということで今日は横浜で飲み会の予定だったのだが、大事をとってあえなくキャンセル。せっかく O 氏が生まれたばかりの女児の写真のお披露目飲み会だったのに致し方なし。後日ネット経由で見せてもらおう。それにしてもここのところすっかり病弱モードな私だ。それとも歳ですかこれは。

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  ★最近の横浜ベイスターズ
  ということで、読売相手に二試合連続で逆転された上にサヨナラホームランで撃沈である。絵に描いたような劇的展開。もうここまでくると、まるで読売万歳系の三流野球漫画を読んでいるようで笑うしかない。しかしよりにもよってこんなゲームが二度も続くか。いっそこのまま百敗ぐらいすればいいんだお前らなんか。
04月13日(金)
  製品がやっとのことで出荷されてようやく一ヶ月が経とうとしている今日、機械に搭載されているカスタムチップのハードウェアにバグがあることが発覚。今までさんざんデバッグや動作検証を行ったのに、しかも正式に製品として出荷されたあとなのに、なんで今頃こんなものが出てくるのか。と言いたいところだが、ある限られた非常に特殊な条件下でしかバグは発生しないため、今まで誰も気がつかなかったのだった。って、そんなことはどうでもよくて、とにかくカスタムチップの中身のバグだから、もうどうやっても直すことはできない。うああ大ピンチ。さあどうするどうする。

  と、発覚当初はかなり青ざめたが、なんとかソフトウェアでカバーしてもらうことになった。しかもいろいろ見直した結果、潜在的なソフトのバグや余計な処理をして動作が重くなっていたところも発見されたりして、機器全体で見ると結果的には良い方向の修正となった。まあ捨てる神あれば拾う神ありとでも言いますか。今日は十三日の金曜日だからって、悪いことばかりおこるわけではない。ああでもよかった。


04月12日(木)
  先月の終わりに風邪をひいて医者に行ったときに、風邪薬のついでにもらってきた花粉症の薬が今週頭で終わってしまっていた。あれほど悩まされた花粉症の症状が薬を飲み始めた途端にぴたりと止まって、現代医療の進歩を思わぬところで垣間見たわけだったのだが、しかしその魔法の薬も手持ちが切れてしまったのだった。ううむ、これは困ったどうしよう。なんならもう一回医者に行って同じ薬をもらってくるか、と考えあぐねた今週四日間。

  ところが薬を飲んでいないにもかかわらず、いまだに花粉症の症状がでていないのだった。たしか杉花粉の季節はもうすぐ終わると新聞だかテレビのニュースかで見たような気がするが、これはもう今年は終わったということだろうか。なんとなく去年、一昨年あたりはもうちょっとダラダラと引っ張り続けていたような気がするのだけど。まあ終わってくれたというならそれでよし。ああすっきりした。これであの煩わしいくしゃみ鼻水とつき合わなくていいと思うとせいせいする。

  でもそれもあと一年たつと、再びシーズンがやってくることは確実である。来年の花粉飛散量は今夏の天候しだいで、もしかしたら相当少なくなる可能性もあるが、それでもまったくゼロというわけにはいくまい。まあ天気は水物、花粉もしかり。来年のことはどうなるかわからないけれど、とりあえずは俺の体質と症状にあった薬が見つかったので、来年は是非ともシーズン前に服用するようにしたいものだ。

  とそんなこととは全然関係ないのだが、松田聖子の娘って顔も声も母親にそっくりで驚いた。もしやクローンか。あるいはサブセット版松田聖子。親子が会見するテレビニュースを見ていて何故だかわからないが、自分の体を一度焼いて再び若い体を取り戻すという不死鳥伝説を思い出してしまった。ううむ、松田聖子。歳を取るにつれてどんどんと妖怪じみて来ているのが怖い。


04月11日(水)
  とっくに桜も散りまくっているこの季節にこんなことを書くのは思いっきり時期を外しているようでなんなのだが、今日はバレンタインデーに関して考察してみたい。

  日本では女性が思いを寄せる異性に対して(同姓もあるのかも)チョコレートの添え物のとともに愛を告白する日として毎年二月十四日がバレンタインデーとして定着している。一方欧米に目を向けてみると、大雑把に言うとこの日は「愛し合うもの同士が愛を確認し合う日」として機能しているそうである。恋人同士や夫婦がプレゼントやカードを贈り合ったり、食事をともにしたりしてロマンティックに過ごすというのがこの日の代表的な過ごし方。ちなみにプレゼントするのは男性からのことが多く、日本のように「チョコレートを渡しつつ女性から告白する日」などという認識ではないようである。しかしそもそもなぜ二月十四日がバレンタインデーなのか。

  現在バレンタインデーの起源としてよく知られているものの一つが、帝政ローマ時代の司祭、聖バレンタインの悲劇である。紀元三世紀、皇帝クラウディウス二世は軍備の充実に向け、兵士となる若い男性の結婚を禁じてしまう。しかしバレンタイン司祭はこれに反対、結婚を希望する若い男女のために密かに結婚式を行い続けたのだが、やがて発覚して処刑されたのが二月十四日だったという伝説だ。この話にはオマケがあって、入牢中に牢番の娘と恋に落ちた聖バレンタインが、処刑前に彼女に思いをつづった手紙を書き、「From your Valentine」と署名したのが、バレンタインカードの発祥、というもの。この史実にちなみ、二月十四日がバレンタインデーとして定着していったというわけだ。なんとなく作り話のにおいがしなくもないが、まあそれなりに説得力のある話である。

  もう一つは古代ローマ時代、二月十五日に行われていたという「ルパカリア」という祭が起源とする説。前夜祭の十四日、未婚の女性の名前を壷に入れ、男性たちに引かせて結婚相手を決めたという行事にちなむというもの。現代行われている風習がもとを辿ると古代のお祭りごとに端を発しているということはよくある話で、前述のいかにもとってつけたような聖バレンタインの悲劇云々よりも、こちらの方が信憑性は高いような気がするが、いずれにせよ五世紀末まで二月十四日はカトリック教会の殉教者を追悼する日として決められていたということだ。

  とこんな感じで一応二月十四日が愛を告白する日たらんとする根拠はなんとなく理解できたが、しかし日本版バレンタインデーで重要な小道具であるチョコレートに関しては、これら史実を紐解くかぎり両者を結びつけるものはなにもない。千九百五十八年にメリーチョコレートカムパニーがチョコレート販売促進のためにデパートに専用売り場を設け、業界もキャンペーンに乗り出したこともあって、七十年代以降この日に女性から男性にチョコレートを贈って愛を告白するという日本独特の習慣が定着したということだが、チョコレートと聖バレンタインデーは本来何の関係もないのだ。チョコを売らんがための目論見に、日本中がまんまとはまってしまったというだけなのである。

  ということでバレンタインデーなんていう季節外れのどうでもいいことを調べてみたわけだが、本日は我々夫婦の九回目の結婚記念日なのだった。今年が九年目。そして来年は自動的に十年目。十年目というとあれだ。どこぞのインチキ宝石屋が勝手に決めたスイート・テンなんちゃらなどという忌まわしき暗黒の風習が、この十年目の金のないときにどういうわけだか待ち受けているらしいのである。いやちょっと待て妻よ。ほらな。チョコなんて本来の趣旨からすると全く必要のないものなのだよ。したがってスイート・テンほにゃほにゃなんてものも、バレンタインデーのチョコと同様に宝石業界が仕向けたただの陰謀なのだ。わかるか。わからないか。ああくそ。こうなったら夫の方にもなんか企画はないのか宝石屋。車屋でもいい。楽器屋も可。誰か考えて。あと一年で。


04月10日(火)
  陰陽師。稲垣吾郎版安倍晴明はとりあえず悪くはないけど、これじゃただのクールな人。もうちょっと人を喰った感じが出ればもっと良いんじゃなかろうか。そういう意味では映画版の野村萬斎はハマリ役かもしれない。まあなんにせよこのテレビ版、せめて脚本と演出をもう少しちょっとこう、ねえ。

  と陰陽師を調べるために NHK のサイトをうろうろしていたら、こんな番組がもうすぐ始まるんですね。サイトの説明によると、「番組では自然の働きと調和した米の成長過程をおいながら、それを支える農家の営み、文化を紹介し、米が日本人の根底を形作っていることを紹介します」ということで、なにやら小学生向けの教育番組らしいのだが、サイトの構成をよく見てみると「インターネットでしらべる」とか「データベースでしらべる」なんてページが作られていて、教材の一部として構成されているのだ。例えば「データベースでしらべる」で「虫」について検索してみると、田んぼに生息しているいろいろな虫の生態が紹介されるといった具合で、番組を見た後でこのサイトにアクセスすることでより深く学べるように工夫してあるわけだ。実にインタラクティヴというか、なかなか面白い試みだと思う。

  最近は各学校にネット環境が整備されているそうだから、今時の小学生は「社会科」か「道徳の時間」あたりでこの番組を見て、すかさずネットにアクセスしてレポートをを書き上げる、なんてことをやってのけるんだろうか。昔の小学生にとって「何かを調べる」というシチュエーションにおかれた場合、学校の図書館が唯一にして最大のより所だったわけだが、今はその何百何千倍もの情報がクリック一つで手軽に手に入れることができる。まあ実はその中からいかにして有益かつ正確な情報を得るには、さらにもう一段階上のテクニックが必要となるのだが、とりあえず「情報サーチの手法」を学ぶにはとても意義深い番組だろう。

  ということで小学生ならずとも興味をそそられる番組であるが、しかしこの「おこめ」という番組名はもうちょっとどうにかならなかったのだろうか。なんともまたずばり単刀直入というかど真ん中ストライクというか。


04月09日(月)
  「■Linuxの生みの親が『Mac OS X』を酷評」とか、「■1歳女児から覚せい剤反応=母親と交際の暴力団幹部追及」とかを題材にして、今日はちょっと社会派ネタで一発日記でも、とちょぼちょぼと書いてみたのだが、まったく筆がのらないというか、さっぱり文章が続きません。じゃあいつも通りのたわいのない話を一つ、と路線変更してみるが、いったん変なネタを考え始めたから頭の切り替えができなくて、こちらも全然書けないでやんの。いやあ慣れないことはするもんじゃありませんな。

  ということで本日は唐突に終了。


04月08日(日)
  週間天気予報は見事に外れ、昨日に引き続き今日も良い天気。ゾーリンゲン・ナイフの切っ先のような切れ味鋭い冬の快晴と違って、どんよりと霞がかったような空気感はいかにも春という感じ。おもてを歩いてみると、まったりと漂う空気から「とろりん」と音がしそうだ。「とろりん」といえば西村知美。確か実業家だかレストラン経営だかの人と数年前に結婚したような記憶があるのだが、その後なにをやっているのだろうかあの人。そんなどうでもいいことを不意に思い出してしまう、これも春。多分春。きっと春。

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  CD 買った。

  「Push and play」AEROSMITH
  アメリカン・ヘヴィ・ロックンロール・バンドの大御所の、前作「Nine lives」から四年ぶりとなる新作。のっけからループやサンプリングを多用したモダンな作風にちょっと驚くが、ポップかつキャッチーなナンバー、ファンキーなグルーヴが心地よい小粋なロック、ちょっと七十年代の彼らを思わせるハードにドライヴするロックンロール、そしていかにもラジオ・オリエンテッドな大仰なバラッドと、ここ数作と同様にバラエティ豊かな楽曲が続く。ゴージャスな音作りの上とぎちぎちに詰まった音数の多さもここ数作と同じで、これをどうやってライヴで再現するのか余計な心配をしたくなる。なんとなくミドルテンポ中心の楽曲が多いのが気になるといえば気になるが、あいかわらずバンバン響くバスドラと、はねるような独特のリズムのギターリフ、そして少ししゃがれたあの声は、それはいつものエアロ以外の何者でもない。

  それにしてもこの人たちって、アルバムを出すごとにどんどん若返っているような気がする。ドラッグ問題を克服し、今やすっかりクリーンになったとはいえ、すでに五十に手が届きそうだというのにこの若々しさとかっこよさはどうだ。恐るべしエアロスミス。願わくば、この人たちの一万分の一でいいから、こういうオヤジに私もなりたい。


04月07日(土)
  久々の休日出勤。久々だからこそダラダラ昼まで寝てないでちゃんと朝から出勤しようと、昨日の晩から気合いを入れて目覚まし時計をセットしたのに、気負いすぎてか無意識のうちに時計を止めてしまったようだ。結局いつもの休出と同じく昼から出勤。気合いの空回り。慣れないことはしない方がいい。

  仕事を終えたあと、近所の車用品屋で車の盗難防止装置を購入。どうもネット上で盗難防止装置について詳しく書くことはまかりならんという暗黙の了解があるようなので多くは書かないが、買ったのは某メジャーな会社の某製品。事前にネットでいろいろ調べた結果、機能及び性能と値段のバランスがもっとも満足できるのはこれ、と指名買い。

  まあこれを取り付けたからといって完全に盗難やいたずらを防ぐことはできないだろうが、つけないよりはつけた方がいくぶんはマシだろう。もちろん不測の事態に備えて車両保険は限度額いっぱい入っているけれど、自衛するにこしたことはないのだ。なにより精神安定上もよろしかろうし。とりあえずはこれで、家と会社以外のところに車で行っても少しは安心な状態にはなった。


04月06日(金)
  眠い。

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  ということで、ここ三試合ほどの横浜ベイスターズの戦歴を書いてみた。あいかわらず打てない、あるいは誰かが打ってもその後全くつながらない湿った打線、投げては打たれまくりな花火師集団の投手陣という、昨年来の弱点そのままの負け方である。大砲不在、脆弱投手陣という現在の戦力を鑑みるに、今年はこういう負け方が多くなることは始めからわかっていたわけだが、しかしこの完膚無きまでの負けっぷりを見ていると、どうにも往年の「横浜大洋銀行」と呼ばれた大洋ホエールズ時代が思い出されて仕方がない私なのである。暗黒時代の到来は近いのか。
04月05日(木)
  もうあと二週間もすれば今年もようやく終わるスギ花粉シーズン。シーズン前には今年のスギ花粉飛散量は、猛暑と小雨だった昨年の夏の影響で昨シーズン並に多くなるだの、いや少なくなるかもだのと言われていたようだが、さすがに去年並とはいかなかったものの、なんだかんだで結局今年も相当な量のスギ花粉が飛んだらしい。まあそんなつらいシーズンももうすぐ終わるのだ。鼻水とくしゃみに明け暮れた日々からやっと解放される。そう考えるだけで、誰にというわけでなく何故か感謝の気持ちで一杯になる。ああ生きてるってすばらしい。

  と思い返してみるに、そういえばここ数日はほとんど花粉症らしき症状が出ていないのだった。先週はずっと風邪をひいていたこともあり、くしゃみや咳が風邪せいなのかはたまた花粉症なのかよくわからない状態だったが、風邪が治まってみるとあれほど悩まされた症状がすっかり消えてしまった。スギ花粉飛散量を示す Web サイトで調べてみるといまだにそれなりの量の花粉が飛んでいるようで、風邪が治った時期と偶然にも同期して花粉の飛散が少なくなったということはなさそうだ。ではなぜ花粉が飛んでいるにもかかわらず、花粉症の症状が出ないのか。

  考えられるのは、先週病院で風邪薬のついでにもらった抗アレルギー薬の効果だろう。そういえば処方してくれた医者が「これはズバリ効くよ〜」と何故か嬉しそうに言っていたのを思い出す。その時はそうそう簡単にアレルギー症状が治るものかと半信半疑だったが、その通り見事に効いたようだ。疑って悪かった医者。

  ちなみにもらった薬は「ゼスラン」と名称不明の粉剤。おなじみ「医者からもらった薬がわかる」で調べてみると、「ゼスラン」の効能は「抗ヒスタミン作用があり、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎による痒み、アレルギー性鼻炎、気管支喘息等を治療する」とあり、比較的一般的な抗ヒスタミン錠剤のようである。もう一つの名称不明粉剤が気になるところだが、おそらく「ゼスラン」同様の作用がある薬だと思われる。

  いやしかし、こんなに効くならもっと早く医者に行って処方してもらうのだった。来年は是非ともシーズン前にもらってこよう。


04月04日(水)
  あいかわらず暖かいんだか寒いんだかよくわからない気候が続く。今朝起きて、おもての郵便受けに新聞を取りに行ったときは、今日もまたずいぶん寒いなと思ったのだが、会社の昼休みに車にオーディオを取り付けてがてら外をウロウロすると汗ばむほどの陽気だった。そして日が落ちた帰り際になると、昼間の暖かさが嘘のように一気に気温が下がる。「一日のうちに四季がある」というのは確かオーストラリアの気候を指す言葉だったが、今時分の日本もそんな感じだ。油断するとようやく直った風邪がぶり返しそうである。

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  一部で話題沸騰中のダイドーの深海生物フィギュアコレクション。Web に掲載されている写真を見ると、なかなか精巧そう。と思ったら、制作は海洋堂だったのか。納得である。ペプシマンやスターウォーズはそれほどでもなかったが、これは収集欲を刺激する。ところでこのフィギュアを集めるには本体の飲料水を購入しなければならないのだが、そもそも「海洋深層水から生まれた MIU(ミウ)」ってどういう飲み物なんだろう。炭酸系だったらやだな。

  しかしなんでまた深海生物なのか。ああそうか海洋深層水だからか、と今気がついた。


04月03日(火)
  今日は新車で初出勤。何百回と通い慣れた道も、新しい車で走ると新鮮である。

  納車後二日でようやく百キロを越えた(つまり昨日それだけ走ったということだ)ぐらいでは到底車に「慣れた」とは言い難い状態ではあるが、それでもなんとなく走らせ方のイロハがわかってきたような気はする。まあまだ慣らしの段階であり、急発進・急ブレーキは極力避け、ともかく全ての運転動作をゆっくり行うことを心がけて、車の挙動をできるだけつかむようにしている。車に慣らしが必要なように、ドライバーの方にも慣らし運転は必須なのだ。

  ところで以前某車メーカに勤務するエンジニアと話をする機会があり、慣らし運転について聞いてみたことがある。エンジニアのコメントは以下のようなものだった。

  この時意外に思ったのがエンジンの回転数である。やたら回すよりは多少低めの回転数にしておいた方が慣らしとしては適当と考えていたのだが、低すぎてもよくないとは。確かに低回転域だとエンジンが妙な息継ぎのような動作をすることがあるけれど、あれはトルクバンドを外しているからだと思っていた。それは実はエンジンにとって負担になっていたのか。知らなかった。

 しかしこれを実践するとなるとなかなか大変である。マニュアル車を持っている人はやってみるとわかると思うが、四六時中タコメータとにらめっこしてアクセルをコントロールしていないと、ちょっとした減速ですぐに二千回転を割ってしまう。今日も実際やってみたが、これがなかなか難しいのだ。まあ杓子定規に二千回転キッチリにこだわる必要はないにしても、一応はこのエンジニアの言葉を信用して、できるだけ回転を下げすぎないように注意してみたい。が、これは結構大変だなあ。って、まあ大変だの面倒くさいだの言ってはみても、こういう手間ひまは新車の時だけしか楽しめない特権的快楽なのである。とりあえずは初回の点検を行う千キロを目安に慣らし運転を行おうと思っている。

  でもやはりフラストレーションはたまるのだった。ああ早くブン回してみたい。


04月02日(月)
  当初の予定では今週の平日のどこかになるはずだった新車の納車日。ところがもろもろの事情により多少予定が早まったようで、日曜日(昨日)に全ての準備が終わり引き渡しも可能という連絡が先週ディーラーから来たのだった。しかし昨日は先約の予定があり、一日明けた今日、晴れて大安吉日のこの日を納車日とすることになったのだった。もともと迷信の類は全然気にしない方で、別に大安だろうが仏滅だろうが早く納車されるならどっちでも良いのだけど、まあそれでも日が悪いより良いにこしたことはない。ということで、年度明け初日だというのに会社を休んで新車を受け取りに行ってきた。

  ディーラー営業所に着いてまずは現車の確認。後付のオプション装着や傷がついていないかなどをチェック。黒光りした真新しい塗装面。やたらはみ出たブリスターフェンダーと 235/45 の極太タイヤ。このまま空を飛べそうなリアウィング。そして悪人面のフロントフェイス。ぐるっと一回りして子細に渡ってチェックしてみてが、特に問題はないようだ。

  お次はさっそくエンジンを始動してみる。イグニッションを回すと、軽いセルモータ音に続いて DOHC・直列四気筒の心臓部に火が入る。間近では初めて聞く 4G63 の咆哮。昼間はともかく夜中は近所迷惑必至な、くぐもった極低音のアイドリング音が腹に響く。ああでもこれこそが俺の待ちわびていた音なのだよ。長かったよ一ヶ月が。

  さあこの車でどこまで行こう。


04月01日(日)
  昨日の雪景色からすっかり変わって、今日は雲一つない快晴の空模様。だが寒さは未だ残り、春真っ盛りとは言い難い。

  当初の予定では今日は都内某所で花見を行うはずだったのだが、知り合いの家族に不幸があったため、急遽取りやめ。桜見物をするはずだったメンバー全員で葬儀に参列することになった。桜を見るはずが、よもや菊の花を見ることになるとは。

  葬儀が行われたお寺の境内に、一本の大きな桜の木があった。己の生命力を誇示するがごとく、満開の花びらを咲き誇らす。焼香にならぶ黒い人並みと、仄かに緋色がかった桜、そして昼から夜に変わりつつある空の群青色のコントラストが印象的だった春の一日。


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