みくだり日記    2001年09月前半
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09月14日(金)
  世界を揺るがすかの大事件より三日。がれきの山の捜索は一向に進まず、一方でアメリカによるテロ報復の動きはいよいよきな臭くなってきた。大統領はもとより議会も世論も報復の名の下に猛スピードで突き進もうとする、こういうブチ切れたアメリカの一致団結する行動力の恐ろしさを垣間見るようであり、そしてそれは反米勢力一掃を目論んだ戦争に発展する可能性すら見せている。

  それにしても今回の事件をパールハーバーと同一視せんとする米国首脳の失言(というよりも本音か)を注意して聞いていると、あのイカれた日本人ですらただの金蔓のパシリに成り下がらせたのだから、ここは先人に倣って核の一発か二発ぐらいぶち込めば、狂ったイスラーム連中だって大人しい下僕にするのは簡単、と思っているのではないか。でもあの人達って歴史の重みというか気合いの入り方が我々とは桁違いに強烈で、大型爆弾なぞでひるむどころかかえって火に油を注ぐことにもなりかねない。かといって地上戦になったとしても、旧ソ連の特殊部隊スペツナズですら歯が立たなかったぐらいの筋金入りだから、はたしてデルタフォースで勝てるのか。だいたい、もうとっくにどこかに逃げているような気がしないでもないのですが。


09月13日(木)
  テレビのニュースに犠牲者の奥さんがインタビューに答えていた。彼女の夫は、ハイジャックされた旅客機とともにピッツバーグの地面に叩きつけられる直前、飛行機のトイレから携帯電話で連絡をしてきたという。「これでもう最後になるかもしれないから言っておく。君を愛している」 泣かせるじゃないですか。

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  と、世の中あいかわらず大変なことになっているが、そんな中、ひっそりと発表された衝撃のニュースがこれである。もうそろそろシリーズ最新版の「4」の話が出てもいい頃なのになんの音沙汰も無いのはおかしいと思っていたら、こういうことになっていたとは。まあそれならそうで仕方がないが、ううむ、ゲームキューブっていくらするんだったっけ。
09月12日(水)
  昨日はかみさんが台湾より帰国する日であった。なのに台風十五号が関東直撃である。なんでも関東地方に台風が上陸するのは十数年ぶりだそうだが、なにもこんな日に狙いをつけんでもよかろうに。台風は午後には関東を通過して北へ抜けるという予報。しかしなんの影響もないなんてありえない。案の定、昼前に旅行会社より連絡があり、予定より二時間遅れて台北を出発して午後十一時半に羽田に到着する、とのこと。そんな時間に羽田についてもどうすりゃいいの、と聞くと、とりあえず東京と新宿駅まではリムジンバスを出しますからそれでご勘弁を、という。どっちにしろ同じことである。仕方なく早めに仕事を切り上げて車で迎えに行くことに。

  ところがこれも台風の余波だろうか、首都高湾岸線は羽田空港出口の手前の大井 JC から通行止め。しょうがないので横羽線に進み、羽田出口で降りて環八から空港に向かう。しかしこちらも空港手前の海底トンネルが冠水のため通行止めである。湾岸も駄目。環八からも駄目。空港に入るには一体どこから行けばいいのか。道路を封鎖していた警官に道を尋ねると、首都高は通行止めになっているが湾外一般道からのみアクセス可能とのこと。そういうことは早く言ってほしいものだ。さらに仕方なく環八を逆戻りし、産業道路から環七、湾岸一般道を通って、ようやく羽田に到着。かなり余裕をみて家を出たのに、ずいぶんと遠回りしたおかげで結局は飛行機到着時刻ぎりぎりである。空港の周りに警備の警官の姿がやたらと目につくのが気になる。

  ほうほうの体でかみさんと同行者をピックアップ。まずは同行者宅へ向かうべく再び首都高へ乗る。すでに日付が変わってしまった。同行者が家人に聞いたところによると、ニューヨークのビルに飛行機が突っ込んだという。なるほど。それはそれで大変な事故だが、とりあえずは今は早く帰ることが先決である。やれやれ。酷い一日であったことよ。

  しかし車中での台湾の土産話も、直撃した台風のことも、空港に入るまでに散々苦労した話も、そんな呑気な一日は、同行者宅で見たテレビ映像ですべてが吹き飛んだ。白いタワーに吸い寄せられるように飛び込む黒い機体。一瞬の爆発の後に猛然とわき上がる黒煙。とても現実の出来事とは思えない、信じられない光景。もしかして俺はまだ羽田空港を目指して首都高をぐるぐる回っている最中で、目が回って夢でも見ているんじゃないのだろうか。


09月10日(月)
  ふらふらダラダラと小笠原付近をうろついていた台風十五号は、何に慧眼したのかしらないが、しだいに進路を西より西よりへと変え、吸い寄せられるように日本列島に迫ってきた。もうそろそろ東海地方に上陸し、明日の朝には関東を直撃しそうである。しかしまあそのまま太平洋の藻屑と消えちまえばいいものを、よりによってこんな狭い日本を標的にするとは。何か恨みでもあるのか、と私は問いたい。これが戦火のおりであれば「神風」と呼ばれ称されるのかもしれないが、二十一世紀の平和な現代では、はた迷惑以外の何者でもない。鬱陶しいからさっさとどこかへ消えてくれ。

  でも明日会社休みになったら許してつかわす。


09月09日(日)
  今日も晩飯は秋刀魚。二日連続だと、いいかげんちょっと飽きます。

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  今更ながら読書シリーズ(と勝手に命名)、「すべてが F になる」(森博嗣著:講談社文庫)読了。
  いわゆるところの「理系ミステリ」だそうである。たしかに UNIX だの「トロイの木馬」だのというコンピュータ関連の用語や概念がストーリーの随所に登場するところはいかにも理系っぽい。密室殺人のトリックのタネもコンピュータシステムの隙間をうまく利用した仕掛けで、まさに「理系」らしく実現可能性も十分あると思われる。

  よくできたミステリだと思う。ただこれもまた「理系」ゆえなのかもしれないが、全体的に無機質でドライ、淡々とした印象だ。ストーリーの中では今ひとつはっきりしなかったのだが、真賀田四季博士は何を切り捨てて何を守りたかったのか、というあたりをもう少し提示してくれれば、ぐっと人間味あふれる話になったような気がする。まあ天才の思い及ぶ所は凡人には辿り着けないのだ、と言われればそれまでだが。

  ところでこの小説のキーワードである「F」は、日頃コンピュータに携わっている人間にとってはなるほどそういうことか、と膝を打つ思いだが、これの元ネタってもしかして「2001 年 9 月 9 日問題」なのだろうか。って、今日か、それ。


09月08日(土)
  かみさんは今日から三泊四日の日程で台北へ。できれば俺も行きたかったのだが、諸般の都合により断念。そういえば昨年台北に行ったのもちょうどこの時期だった。さすが緯度が低いだけあってか、日本以上の蒸し暑さに南国の香りをおぼえたものだが、今年もまたかの地は暑いのだろうか。台北では美味い物をいろいろ食った。ビールもうまい。温泉もある。来年あたりにはまた行きたいものだがどうなることやら。

  ということで、きままな独り身の週末である。今週末は珍しくこれといって予定もなし。東方から迫り来る台風の影響か、洗車をするには怪しすぎる空模様である。こういうときはどこに出掛けるでもなく、おとなしく家でじっとしているのが吉であろう。古来雨の多い日本では、晴耕雨読がもとより正しいライフスタイルなのだ。

  晩飯は秋刀魚を買ってみた。全身に脂がのり、まさに刀の如く肥えた秋魚。旬だけあって、ただ焼くだけでも美味いに決まっているが、どうせやるなら炭火焼きが本道であろう。炭鉢に火をおこし、網の上にまるまると太った秋刀魚をのせる。炭の遠赤外線に炙られるにつれ、魚の身から脂がしたたり落ち、ジュウジュウと炭を焼く。炭で焼かれた脂は燻となり、再び焼き魚まで昇っていって香ばしい香りを絡めるのだ。うう、美味そう美味いに違いない絶対美味い。炭だスミスミ、炭もってこーい。

  しかし現在の住宅事情は、炭焼きなぞおいそれと許可できない状況にあるのだった。我が家にも狭いながらもベランダがあるから、やろうと思えば物理的には不可能ではない。しかしそこはそれ、近隣とのつきあいというものがある。煙が出る。においも出る。電話が鳴る。苦情が来る。下手をすれば消防車もやって来る。情緒以前の問題である。喜ぶのは野良のタマぐらいなものであろうか。

  仕方なしにコンロで焼く。少量の塩をすりこみ、裏表をひっくり返しつつ全身を焼く。焼いているそばで、大根をすっておろしを作る。ここも本来ならおろし金でやりたいところだが、あいにく我が家には陶器製のものしかない。まあものは大根おろし、金だろうが陶器だろうがおろしてしまえば同じではある。でも本当は違う。違うような気がする。そんなことより今は素早く成果を上げる方が先だ。右斜め後方からえぐり込むようにしてするべしするべし。

  焼き上がった秋刀魚と大量に出来た大根おろしを皿に盛る。おろしに醤油を回しがけして、これで準備万端。あとは口の中の比率が秋刀魚(三):大根おろし(七)ぐらいの勢いでわしゃわしゃとすすり込むのみだ。と、ここで気づく。そうだビール、ビールを忘れていた。

  少し開いた窓からは、少し湿った風と一緒に虫の声が入ってくる。これで月でも出ていれば完璧なのだが、曇り空もそれもまたよし。日本に生まれて本当に良かったと思う私である。


09月07日(金)
  「クマイヌ」をモチーフにしたNEW AIBO“ラッテ”と“マカロン”「機能が違う」2nd AIBOは併売
  口の中のキャノン砲はプリティだけど、なんか吉田戦車の漫画に出てくる犬みたいなデザインですなあ。思わずヒゲを書いてやりたくなります。

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  「魍魎の匣」(京極夏彦著:講談社文庫)読了。
   京極堂シリーズ二作目。一冊完結で千ページを超えるという、およそ文庫本にあるまじきボリュームにまずは圧倒されるが、そうした重量級の本の体裁に劣らず内容の方も超絶的なプロットの散りばめ方に感服させられる。大きな三つの事件である少女誘拐事件・御ハコ様・連続バラバラ殺人事件。前作とは比べ物にならないくらい複雑となっている数々の事件が、「魍魎」をキーワードにを各々がさらにパズルのように絡み合い、螺旋を描いて奈落へと落ちていく。

  そうした「魍魎スパイラル」な各事件に主要メンバー達が関わり悩まされた難事件を、終盤に京極堂こと中禅寺秋彦が絡まった糸をほぐすように解決へと導く手腕が今回も冴え渡る。解決の下りでそれまで広げに広げてしまった風呂敷を畳む手法は、なんとなくバカ SF っぽくて少々強引のような気がするのだが、あくまで論理的かつ心理的に事件を解いていく京極堂の立ち振る舞いに、読んでいるこちらもスパイラルに引き込まれていくような錯覚をおぼえてしまう。

  なにせ圧倒的な情報量と不思議な説得力、劇中劇的な幻想小説を話中にときおりにもぐり込ませる巧みな話術。気がつくといつもまにやら、小説の世界へといざなわれている。本に魅せられるとはこういうことなのだろうか。今更ながら、なんでもっと早く読んでおかなかったのかと後悔することしきりだ。

  それにしても、この世でもっとも怖いのは妖怪や幽霊なんかじゃなくて「ひとのこころ」なんですなあ。みっしり。


09月06日(木)
  朝、寝起きに猛烈にだるいのはいつものこととして、どうもここ二、三日は喉が痛くてしょうがない。食べ物を飲み込む時にも、何か引っかかりのようなものを感じる。もしやと思い鏡の前で口を全開にして様子を見てみた。人には見せられないかなり間抜けな己の姿に嫌悪しながら咽頭部を精査してみると、やはり普段にくらべてかなり赤みを帯びている。最初はタバコの吸いすぎかと思っていたが、それにしては発赤具合が著しい。風邪っぴきの初期段階だろうか。

  そういえば最近急に朝晩涼しくなってきた。いまだ真夏装備の薄着で寝ているからか、朝方に寒くて目が覚めることが何度かあったような気がする。寝冷えてしまったのだろうか。子供か私は。

  いつもの感冒罹患早期の例でいくと、この後に異常な肩こり、背中のだるさ・痛みが続くわけだが、幸いにして今のところは喉の痛みだけですんでいる。風邪はひき始めが肝心と何かのコマーシャルでも言っていたとおり、ともかく今日は早く(と言ってもすでに午前二時近いが)寝るようにしたい。季節の変わり目の折り、皆様もご自愛下さい。


09月05日(水)
  「COWBOY BEBOP 天国の扉」鑑賞。
  ハードボイルド SF アクションアニメの、最初で、そしておそらく最後の劇場版。TV 版はあいにく見逃していたが、CATV での放送を見てすっかりハマリ、劇場版まで見てしまった。この劇場版はストーリー自体はもちろんオリジナルだが、舞台設定の時間軸が TV 版放話の合間という設定である。そのため登場する主要キャラクタや、随所にあふれるハードボイルドテイストと香港映画(主人公はブルース・リーが創設したジークンドー使い)ばりのアクション、リアルなメカ物描写という独特の世界観は、基本的に TV 版と同様となっている。そして「ビバップ」のもう一つの魅力と言えば、巧みな音楽の使い方。劇場版でももちろんそれは健在で、全編に流れるロックやブルーズ、アシッド・ブラスジャズ系の挿入曲が、これがまた素晴らしくかっこいい曲ばかり。これら小粋なバックミュージックが、ニヒリズム全開のストーリーを盛り上げるに一役も二役もかっているのだった。

  それにしてもこの「ビバップ」ほど不遇なアニメ作品も珍しいのではないか。TV での本放送時期は、ちょうど例の「ポケモンショック」や少年によるナイフ事件が世を賑わせていた頃。派手なガンアクションや何かと人が死ぬシーンが多いこのアニメはもろに規制の網にひっかかり、全二十六話放送のはずが変則的な十二話途中打ち切りとなってしまった。その後 WOWWOW や ケーブル TV での再放送で人気に火がつくことになるのだが、もし地上波にて全話をきちんと放送されていれば、これだけ質の高い作品であればもっと大きな話題になっていたことは間違いないのに。

  ちなみに TV 版の放送は、平日午後六時の時間帯だったらしい。編成上制約はいろいろあるのだろうが、せめてもう少し遅い時間にできなかったのだろうかと思う。これは正しく大人のためのアニメ作品である。


09月04日(火)
  一昨日のこのページで、重いだの回線が細いだのさんざんけなした途端、かどうなのか知らないが、昨日今日とどういうわけかかなり軽くなった。もしかして見てますか、pos.to の人。アクセススピードを調べるためにやたら tracert しまくったから、逆アクセス解析でもしたのだろうか。しないか。しかしなあ、いつもこれぐらい軽いんだったら、引っ越しを止めるのもやぶさかじゃないんですが。

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  とある方面から「最近日記にオチがない」というご指摘を受けた。それはまあたしかにごもっともではあるのだが、だいたいこのページは基本的に日記なんだから、オチと言われても大変困るわけで。それにこう見えても平凡かつ小市民な私、そうそう強烈なオチがつくような突飛な出来事があるわけでなし。事故ってエボ全損とか。通勤途中にヒバゴンを見かけたとか。ええ、ええ、そんなことがあったら即書きますとも。山小屋に捨て置いたキューティーハニーのフィギュアが枕元に立ってたとか。怖。怖。

  ということで、今日はオチたでしょうかダメですかそうですか。


09月03日(月)
  そういえば山に行っているあいだにフィンランド・ラリーが終わってしまったのだった。いつもはネット越しにリアルタイムで刻々と変わる順位を追いかけているから実に臨場感があるのだが、こうして後追いで結果だけ知ってもなんとなく不完全燃焼気味。もっとも月遅れの雑誌でしか様子を知るしかなかったネット以前の頃を思うと、実に良い時代になったものだと思う。もっとも今もまだ過渡期なのかもしれない。現地からリアルタイムで動画配信なんてのが当たり前の時代もきっとすぐそこだろう。ああネット万歳。

  ところでこのフィンランド・ラリーは、平均時速が 160km/h を越えると言われるとんでもない超高速フラットダートが基本コース。さらに車が何メートルも空中に飛ぶ(最高で四十メートルぐらいは飛ぶらしい)ジャンピング・スポットが点在して、それらがこのラリーの名物になっているのだけど、それ故非常に難コースで、日頃走り込んでいる地元ドライバーが圧倒的に有利と言われている。ちなみにフィンランド・ラリーは今年で五十一回目を数える伝統の一戦なのだが、その歴史でスカンジナビア出身者以外が優勝したのはたったの二回しかない。

  ということで今回も優勝候補筆頭はフィンランド人の王者トミ・マキネン(三菱)。前回のサファリで優勝し波に乗りまくりのマキネンさん、そしてお次は得意の地元とあって優勝はまず間違いないと思われたのだが、初日一発目の SS1 が始まってたった四キロでリタイヤという大波乱。なんでも実家のすぐそばを通過するコースだったらしいけど、おかげで力、入り過ぎちゃいましたか。なにやってんだかこの人。

  優勝候補が早々と消えてしまって、いったいどうなることかと思いきや、結局優勝したのは終始堅実な走りを見せた昨年のシリーズ・チャンピオンのマーカス・グロンホルム(プジョー)。もちろんグロンホルムもフィンランド人。マキネンはだめだったけど、やはり今年も「フライング・フィン」が勝ったというわけである。二位には「万年二位」の称号を甘んじて受けるリチャード・バーンズ(スバル)、三位にはここ数戦ちょっと停滞気味のコリン・マクレー(フォード)、そして四位には大健闘のハリ・ロバンペラ(プジョー)。ロバンペラは最終 SS でショックアブソーバが壊れ、残念ながら大きくタイムロスして結果的には四位になってしまったが、それさえなければグロンホルムに次ぐ二位フィニッシュのはずだったのに。実際今回のラリーでは全二十二の SS 中、六つでベストタイムを叩き出すという驚異的な速さ。ついでにいうならマシンも快調そのもの。フレンチ・モンスター復活というところか。

  ところでロバンペラは今までどちらかというと才能のわりに不遇な扱いを受けてきた苦労人タイプだが、好調を受けて今期の残り五戦をフル参戦することが決まった。さすがにチャンピオンは難しいかもしれないが、しかしこの調子なら可能性は無いとは言えない。ちなみにロバンペラは私と同い年。秘かに応援しております。

  ということでプジョー勢復活で終わったフィンランド・ラリーだが、三菱勢が軒並みノーポイントという結果で、これでドライバーズもマニファクチャラーズも一体誰が、どこが優勝するのかますますわからなくなってきた。WRC 次戦は、舞台を南半球に移してのニュージーランド・ラリーである。


09月02日(日)
  うちのページに定期的にアクセス下さる(奇特な)方がどれだけいるのかよくわからないが、そうしたごく少数の方々ご存じの通り、我がページのレスポンスは大変重い。これがネット全般に渡って混雑するテレホーダイ時間帯であれば、まあそれも仕方なしと不承ながらも納得できよう。だが昼も重い。朝も重い。一日重い。いくらオーナーがヘヴィな音楽が好きだからといって、Web サイトまでつき合うことはないのではないと思う。とにかく重い。重すぎる。

  もっともこのサイト、以前はこんなでもなかったような気がするのだ。確かこのページを始めた頃は、軽快とは言えないまでも、いくらなんでももうちょっとマシだったように思う。それが今や CGI を使ったカウンタや掲示板はもとより、ただのテキストベースのこのページや、そもそもトップページすらなかなか表示されない始末。掲示板なんてテレホーダイタイムになると、ほとんど開くことができない有様だ。トップページなんてファイル容量としては 7kB しかないのに。どういうことだ。

  スペースレンタルの Web ページに掲載されている運営システムを見てみると、Web サーバ一台につき二百名のユーザが共存する仕様になっているらしい。ここから 10Mbps で KDDI のバックボーンに接続するという構成だ。ううむ、これはいかにも頼りない。ちなみに KDDI のバックボーンは 155Mbps が二本通っているから、とりあえず回線容量的には十分だと思われる。やはりサーバ収容数に対する 10Mbps というラインの細さがボトルネックになっているようだ。実際試しに tracert してみると、Web サーバ(www2.pos.to)から KDDI のバックボーンに繋がるところで異常に時間がかかっていることがわかる。そりゃあ重いでしょうよ、これだけ細けりゃ。

  ということを何度かサポートに改善を要求するメールを送ってみてはいたのだが、今のところなしのつぶての音沙汰なし。もともとあまりサポートは良いところではなかったけれど、ついに知らぬ半兵衛を決め込むつもりか。ううむ、そろそろ潮時か。

  ということで、現在サイトの引っ越しを考えております。いくつかめぼしいところはピックアップして、アクセス具合などを現在調査中であります。引っ越しはおそらく十月中頃。その際には本ページやトップページなどでアナウンスします。引っ越しついでに独自ドメインも取ってみようかと画策中したりも。


09月01日(土)
  七月こそ来る日も来る日も殺人的な猛暑になったものの、その後すっかり涼しくなってしまった今年の夏。夏らしい日差しは前半だけで、八月はひたすら曇天続きだったような感がある。喉元過ぎればなんとやらではないが、そうした後半の印象からか、この夏ははたして夏なのかなんなのかよくわからない、ような感じであった。案の定、八月の日照時間は平年の半分以下だったそうだ。

  それでも気温の方は平年並、あるいはそれ以上だったというから驚く。都市部の気候はヒートアイランド現象のおかげで、日差しなぞなくても十分に暑いというわけか。あと二十年もすると、東京の夏の平均気温は四十度を超えるという試算もあるそうで、さもありなんという気がする。しかしこれで毎日晴天続きだったらどうなっていたか。暴動でも起こるかもしれない。

  という話とは全然関係なく、昨晩、深夜のプロレス放送を見るとはなしに見ていたのだった(「プロレスリング・ノア」だと思われる)。外国人レスラーの丸太のような腕からぶちかまされたラリアートに、もんどり打ってリングに倒れる日本人レスラー。日本人レスラー危うし。ここで一発大技でもカマされたら、フォール負けは間違いない。ここはひとまずロープに逃げるべし。しかし外国人レスラーだって黙ってみているわけでない。まずは寝ている相手を引き起こし、素早くバックを取ってブレンバスターあたりでとどめを刺したい。

  と、外国人レスラーが日本人レスラーのタイツを掴んで引き起こそうとしたその刹那。引っ張られて伸びたタイツの股間に、赤字で「禁」の文字が。

  しばらくプロレスの世界から遠ざかっていた間に、こんなことになっていたとは。秋はもうすぐそこですなあ。


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