みくだり日記    2002年03月前半
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03月15日(金)
  スギ花粉のばか。

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  ということで、蜘蛛の糸を必死で登る日々を送っているわけだが、この切羽詰った状況をさらに厳しくする問題が発生。先日ここで「西に静電気試験で苦しむ機械あれば」なんてこと書いたからいけなかったのか、本当に苦しむ羽目になってしまった。正に「試験規格の方がおかしい」と声を大にして言いたいところだが、しかしよりによってなんでまたこんな時期にこんな問題が。嘘から出た真と言うかなんというか。方角が悪かったか。西は鬼門かよ。

  今週も土日ともに出勤でございます。


03月12日(火)
  なんだかすっかり更新頻度低下が板についてしまいました。こういうのを板につくとはいいませんかそうですか。

  というのも、最近は土曜日も日曜日も昼も夜もない生活を送るほど、あまりに仕事が忙しすぎるからである。ここ一年関わってきた製品の出荷タイムリミットを来週半ばにむかえ、最後の修羅場(悪あがきとも言う)に挑んでいるところだ。しかし状況は大変厳しい。厳しいがやるしかない。のるかそるかの大勝負、登ってみせましょう蜘蛛の糸。

  しかしなあ、今度こそはエレガントかつ美しく、余裕と笑顔で乗り切ろうと思うのに、どうしていつも最後は力技になってしまうのか。

雨にも負けず風邪にも負けず
腰痛・肩凝りにも花粉症にも負けず

徹夜連続にも納期間近のプレッシャーにも負けぬ
丈夫な体と鉄の精神力を持ち

勢い余ってたまにブチ切れたとしても
いつも静かにパソコンのキーを叩いている

一日に一箱のタバコと二十杯のコーヒーと出前定食を食べ
あらゆる残業代を自分の財布には入れずに

良く見聞きし分かったつもりで
そして全てをすっかり忘れ

工場の奥の二階の角の
ヤニ入りハンダの臭いのする実験室にいて

東にバグ入りコードがあれば
行って「仕様」のお札を貼り

西に静電気試験に苦しむ機械あれば
行って試験規格の方がおかしいと言い

南に低頻度エラー対応で死にそうな人あれば
行って単発故障と言い張れとそそのかし

北にクレームや PL 訴訟があれば
行ってそれは使用方法の問題だと言ってやり

量産出荷開始の時は涙を流し
不良続出の時はおろおろ歩き

みんなに金食い虫とよばれ
良い製品を作っても誉められもせず
なのに営業や品保には罵倒されてばかりの

そういう技術者に
私はなりたい

とは言えないこともない
どっちなんだ


03月08日(金)
  いくつかの花粉飛散量情報のサイトによると、昨日、今日は相当量の花粉が飛び交ったようである。三月の声を聞いたとほぼ時を同じくしてずいぶんと暖かくなったし、これから南よりの風も強くなる(実際ここここ一両日は強風が吹いた)。いよいよ花粉のハイシーズン到来といったところである。

  しかしこの花粉量のわりに、昨日も今日もほとんど花粉症の症状はでなかった。若干目がムズムズするぐらいで、つい先頃までのあの辛さはなんだったのかと思う。これはやはり先日医者に処方してもらった薬が効いているということだろう。ちなみにもらった薬はゼスランという薬名である。おなじみ「医者からもらった薬がわかる」で調べてみると、効能として「蕁麻疹、湿疹・皮膚炎による痒み、アレルギー性鼻炎、気管支喘息等を治療する」とある。この薬は花粉症患者に投薬することは比較的一般的らしく、多くの耳鼻科や内科などのサイトで本薬を使用していることが明記してある。比較的新しい薬剤だからか、抗ヒスタミン系の薬の割に服薬しても眠気が少ないことから、最近ではよく用いられているようである。

  ただし眠気が少ないといっても、やはり基本的に抗ヒスタミン系なので、服薬後にどうしても眠くなってしまうことがあるらしい。実際私もこの薬を飲むと、なんとなく頭がぼうっとして多少集中力が落ちるような気がする。本来ならば車の運転も避けた方がいいのかもしれない。

  もっとも多少倦怠感が出ようが眠くなろうが、花粉症症状が消えてくれるにこしたことはない。それに四六時中眠いのは、別に今に始まったわけじゃないし。


03月06日(水)
  やはり昨日の薬が効いたのか、今日は全快完全復活とはいかないまでも、だいぶ調子がいい。体の怠さはすっかり消え、関節の痛みもない。少し鼻づまりは残っているものの、昨日までの鬱陶しさではない。やはり昨年同様に薬一発で効いたわけだ。

  ただし万事目出度しと言えばそうでななく、気になることもある。昨日から今日にかけては医者の言いつけ通りに水分を十分に取っている割に、尿量が異常に少なくなっているのだった。日頃愛飲している利尿作用のあるといわれる烏龍茶(ペットボトル飲料ではなく、お茶葉から淹れる)をいつもと変わらず飲んでいるのに、小用を足そうと思っても、なぜかほとんど出ない。

  そういえば昨日から特に暑いわけでもないのに、ちょっと体を動かすだけで汗ばんでしまう。尿として排泄されるべき水分が、そのまま汗となって出ていっているという感じか。確かに昨日から一気に気温が上がって春めいた陽気になってはいる。先週末頃の寒さにくらべれば、多少は汗も出やすい頃合いではある。しかしほぼ一日中空調がきいて気温の変動の少ない室内にいるわけで、なのにこれだけ汗をかくのは少し妙である。どんな薬にも主要作用に対して必ず別の作用があるというが、こうした異常発汗や尿量減少も服用している薬の副作用なのだろうか。

  まあなんやかや言ったところで、要は風邪が治ったから良しとしたい。ああ現代医学万歳。


03月05日(月)
  先週末からどうにも妙な咳や鼻水が止まらないのだった。なんとなく体も怠いような気もするし、手足の関節も軋む感じがする。しかしなにせ時は三月の声を聞き、杉花粉の季節真っ最中である。くしゃみや鼻水は花粉症症状のそれだし、関節が痛いのはジョギングのやりすぎか。と油断していたら、週が明けた昨日になって一気に感冒様状態に突入してしまった。体全体が熱っぽく、猛烈に怠い。もろもろあるためなんとか会社には行ったものの、案の定そんな状態ではろくに仕事にならない。とりあえず最低限こなすべきタスクだけを片づけて早々に帰宅し、そのまま爆睡である。

  一晩ひたすら眠ったことが効いたのか、昨日に比べると今日はいくらか快復はしたが、それでもまだ喉の痛みと体の怠さが残っている。この様子なら今日一日おとなしく静養していれば、かなりのレベルまで快復しそうな気がするが、どうせなら一気に直してしまいたい。そういえば昨年の春先にも風邪をひいて、その時に診てもらった医者に処方してもらった薬はよく効いた憶えがある。なにせ今月はこの先まだまだやるべきことが多く残っている。こんなところで風邪なんかひいている場合ではないのだ。ということで、今日は午前中半休を取って近所の内科医へ行ってきた。

  最近は症状の重いインフルエンザが流行しているそうで、溢れんばかりの風邪ひき患者が待合室を占拠しているところを想像していたが、訪れてみると診察待ちの人はほとんどなく、がらんとしている。病院を訪れた時間が午前中のちょっと遅い頃で、これが朝一番だったらもう少しにぎわっていたのかもしれない。ほとんど待ち時間なしで診察室に呼ばれ、医者の問診を受ける。その後、喉の腫脹具合や胸の呼吸音などを診察され、下された診断はやはりただの風邪。医者の話によると、やはりここ一ヶ月ほどはインフルエンザに罹患した重症の患者が多いそうで、私のようにせいぜい三十八度程度の発熱と喉の痛みぐらいという比較的症状の軽いタイプはあまりいないとのこと。これをラッキーと呼ぶかそうでないのかは微妙なところだが、どうせ罹患するならこういうことは軽いにこしたことはない。

  処方された薬をふくんで数時間たってみると、あれほど辛かった諸症状は一気に軽くなった。本文を書いているのはすでに日付が六日になったところだが、若干の鼻づまりをのぞけばすっきり全快と言っていいぐらいの快復ぶりである。やはり昨年同様に、こちらで処された薬は私の体質に合っているのかもしれない。もっとも薬に頼りすぎるのもどうかとは思うが、的に当たればこうして劇的に症状が改善するあたりが現代医学の素晴らしさである。

  またこれも昨年同様に、風邪薬のついでに花粉症の薬も処方してもらった。そういえばこちらも服用した途端に花粉症症状がピタリと止まったのだった。本来ならばもっと早い時期に薬だけでももらっておけばよかったかもしれない。


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