みくだり日記    2002年05月前半
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05月15日(水)
  今日は会社をサボって舞浜のイクスピアリに。イクスピアリには初めて行ったのだが、まあ何といいますか、ちょっとお洒落なららぽーとって感じですか。

  イクスピアリのシネコンにて「ロード・オブ・ザ・リング」を今ごろ鑑賞。イクスピアリではもうすぐ公開終了するところだった。

  原作を読んだのは遡ること約二十年前の中学生時代。なので細かいストーリーはすっかり忘れてしまっていたが、映画を見てあの独特の重厚な世界観が頭の中に次第に蘇ってくるようで興奮した。映画でこれだけの世界を描き出せるということは凄いことだと思う。三時間超ということで、もし途中で飽きちゃったらどうしようと危惧していたが、疾風怒濤の冒険に次ぐ冒険で息をつく暇もなし。正にあっという間に終わってしまったという印象だ。

  ただ原作では、ホビットたちが旅の合間に食事をしたり歌を歌ったりといった、ほっと一息つくほのぼのシーンも印象深く思い出されるのだけど、さすがにそのあたりはばっさりカットされている。この辺が原作ファンは気に入らないようだが、なにせこれだけカットしても三時間を越えちゃってるのだし、それはそれで正しいアレンジだと思う。

  それにしてもこの映画は音楽がまた素晴らしい。ルネッサンスの牧歌的な趣のある和みもの、ワーグナーを思わせる力強いリズムの威力を前面に押し出した勇ましい曲、荘厳に響き渡る重厚な合唱の音色などなど、そのどれもが実に神秘的かつ魔術的で、映像を見事にサポートして「指輪」の世界を作り上げている。特に物語序盤のホビット庄ののどかなシーンで使われていた、どことなくアイリッシュ・トラッド・フォークやケルト音楽を思わせる牧歌的な調べが印象的だった。やはりこの物語にはケルティック・ミュージックがよく似合うのだ。私が勝手にそう思っているだけではなかったか。

  いやしかし、派手な魔法も爆発なんかなくとも、弓と矢、剣と短剣だけで迫力満点の大活劇は作れるのだと再認識した。来春公開の続編にも期待したい。


05月14日(火)
  膝も痛いが歯も痛いのだった。冷水がしみる。物を噛むと鈍痛が走る。いったいどんな様子なのかと、鏡の前で口をがばっと開けて患部を探してみる。残念ながら歯肉の陰になってよく見えない。だが患部と思われる付近を舌でなぞってみると、なんとなく小さな穴が開いているような感触がある。字で表すとポッカリという感じ。あるいはポッコシ。カッポリとはちょっと違う。察するにかなり進行しているようだ。恐らく虫歯である。間違いなく虫歯である。正確にはストレプトコッカス・ミュータンスによってウ蝕が発生してしまった。問題は場所だ。親不知だ。しかも下顎側だ。歯冠部分だけをちょっとだけのぞかせた状態で止まっている、中途半端な生え具合のまさにそこが、虫に食われてしまった。

  聞くところによると、親不知が虫歯になった場合は一般的に抜歯するらしい。抜くのですか親不知を。しかも下顎側の親不知は上顎と比較して、土台の骨がしっかりしているぶん抜くのがえらく大変らしい。さらに私の当該歯のように歯が完全に露出してない場合は、歯肉の切開が必要となる可能性もあるらしい。切るのですか歯茎を。帝国陸軍の拷問ですかそれは。

  ともあれ、行くしかねえか歯医者に。


05月12日(日)
  何日か休日出勤した他は、特にこれといって予定のなかった今年のゴールデンウィーク。もっぱら家で本を読んだりぶらぶら買い物に出かけたりと、のんべんだらりとした日々を送ってみたわけだ。だがやはり、せっかくの休みである。ただ呆けているのももったいない。なにせ私は京都を目指す者。しかも平日は時間の都合上なかなか走ることのできないサラリーマンとしては、こういう長期休暇は距離を延ばす絶好の機会である。幸い天候も良好だったこともあって、連休中はほぼ毎日走ってみた私だった。

  ということで調子に乗って走りこんでみたゴールデンウィークだったのだが、そのツケは今ごろになってやってきた。膝が痛い。最初は右足、ついで左足。普通に歩くぶんには特に痛みを感じないが、膝をぐっと屈伸したり、走ろうとして体重をかけて踏み込んでみると、膝の内側、ヒラメ筋(ふくらはぎ付近の筋肉)が膝に接着するところのスジに鈍い痛みがある。衝撃のきついコンクリートやアスファルトの上を走りすぎたからだろうか。それとも走るときのフォームが悪いのか。私は内股かつ扁平足。自分の知らないうちに、膝に負担がかかる変なフォームで走っているのかもしれない。

  まあ恐らくは単純に走りすぎのせいなのだろう。昔からちょっと走りこむとすぐに膝を痛めてしまうことはわかっていたから、走る前後のストレッチは時間をかけて入念に行っているつもりだったが、やはりダメだったか。仕方がないのでしばらくは走るのはやめにし、ウォーキングで様子を見ることにしたい。しかしこの痛み、なんとなく長引きそうな気がするなあ。整形外科あたりでちゃんと見てもらったほうが良いかもしれない。

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  本日はかみさんの誕生日。今年で御歳 100011b 才だそうですぜ。
05月09日(木)
  怒濤のスケジュールで製品出荷を終わらせ、ほっとしたのもつかの間。早くも次の製品の試作機が上がってきた。つい先日プロジェクトが終了したばかりだというのに、貧乏暇なしとはこのことである。まあおかげで残業代はそれなりなのだが。

  試作一号機というのは、それなりの緊張をもって迎えることになる。なにせモノは試作一発目。これで完璧と思って設計し、何度も事前レビューを繰り返してみても、どうしたっていろいろな問題が発生しがちだからである。良かれと思って作った箇所が、出来上がってみると逆に悪さをしていたり、計算ミス、つまらない勘違い、仕様の取り違いなどなど、大小取り合わせてあとからあとからポロポロ出てくる。しかしこの時点で徹底的に評価して問題を出し切っておかないと、後々えらい目に合う。だから気が抜けない。

  そんなわけでここ数日は試作機の評価と問題点の対策に追われる日々なのだが、その対策というのがこれまたいろいろだ。純粋に電子回路的なものもあれば、プラスチック板をノコギリで切って接着剤で張り付けたり、ラミネートをハサミでいろいろな形にチョキチョキしてデコレートしてみたりもする。

  と、ここで思い返してみるに、どちらかというと後者の方にずいぶんと時間をかけているような気がする。そういう意味では、やってることは電子回路屋というより限りなく「できるかな」に近い。あるいは夏休みの工作の宿題か。それもまた仕事である。はてさてほほー。


05月07日(火)
  ということで、またも久しぶりの更新になってしまった。黄金週間もあっという間に過ぎ去り、今日は早五月も七日。仕事の山を抜け(これから夏秋にかけて再びでかい山が来るのだが)、五月からは以前のような更新ペースに戻ろうと思っていたのに、出だしからこの始末である。いやあ、ほんとに一度休み癖がつくとまるっきりダメですなあ。のんべんだらりと過ごしたゴールデンウィーク中に更新するわけもないが。

  まあぼちぼち行きましょか。  


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