みくだり日記    2002年07月前半
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07月15日(月)
  先週の台風通過から約一週間。濁々と茶色一色に染まっていた我が家の前の池はすっかり水が引き、通常の水位レベルにまで落ち着いた。すっかり水に浸かってしまったためか、池の中に自生していた草木のいくつかは倒れてしまったものの、しかしほとんどはしぶとく生き残った。泥流に洗われてもそれでもなお青々と輝く名も知らない葉っぱの青さに、自然の力強さを垣間見る思いである。

  そして、そして池の主、うっしーことウシガエル達。彼らももちろん健在であった。奴らは生き残った。あの濁流の渦に呑み込まれることなく(何匹かは流されてしまったかもしれないが)、うっしー達は帰ってきた。およそ全滅したであろうという人間の勝手な予想を裏切り、今宵も池に響き渡るバリトンヴォイスに、ある種神々しささえ感じられる。自然は時に恐ろしく、そしてしぶとい。そんなことをペンペン草やうっしー達から教えられた。感無量な私である。

  そして明朝には再び台風だ。七号である。負けるな、うっしー。流されるなよ。


07月13日(土)
  昨日は某那須支給日。貰えるものは嬉しいもんです。額はどうあれ、そして私が使える金額がどうであれ。

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  CD 買った。

  「BURNING ORGAN」 Paul Gilbert
  「LOVELOVE愛してる」や「堂本兄弟」で日本のお茶の間にもおなじみの、元 MR.BIG(そろそろこの呼称もどうか)のギタリストのソロ四作目。基本的にはポップロック風の曲調が多いが、それだけにはとどまらない相変わらずバラエティに富んだアルバムになっている。個人的にはギター、ベースを計 100 本(!)オーバーダビングしたという軽快なロックアンセムの 1.、メロウなメロディとコミカルな歌詞がいかにも夏っぽい 6.、ファンキーなインストの 12. あたりがお気に入り。ギタープレイはさすがに強烈で、随所に余裕のウルトラフレーズをブチかましているが、注目すべきはギターよりもその歌いっぷり。まるで別人の如く格段に上手くなっているのには驚いた。日本にいる間にレッスンでも受けたのか。

  ちなみにこの人と私は同い年。生まれた年は同じなれど、こうして全く違う人生を歩んでいるわけだが、こうしてアルバムの音を聞くと、なんとなくこの人の好きな音楽、やりたい音楽が良くわかるし共感できるところが多い。それはたぶん二十数年ほど前の同じ頃、同じようにエディに憧れてギターを始め、同じようなバンドに夢中になり、同じような曲を弾きこなせるよう懸命にギターの練習をしたからだろうか。そうやって辿ってきた道筋がきっと同じだから、この人の作り出す音楽が私は大好きなのだ。だから頑張れ、ポール・ギルバート。俺はいつでもあんたの味方だ。


07月09日(火)
  やっと終わって清々したサッカー W 杯。そんなサッカー関連から、今日のお笑いサイト。

  「ドイツ人サポーターのための日本語講座」
  「ごげんね、ゲロしなきゃいけない」って、わざわざ日本に来てまで吐くまでビール飲むなよドイツ人。「残念だ、終ちゃった」という呟きが涙を誘いますが。しかしここ、ネタなのかマジなのか。

  小ネタですいません。


07月08日(月)
  この週末は、かみさんの実家に行ったり職場の後輩の結婚式二次会に出たりで、何かと慌ただしく。夏ですなあ。なにがだ。

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  大型の非常に強い台風六号が日本付近に接近中である。現在は日本のかなり南、南大東島の遥か沖合にいるようだが、これから太平洋高気圧の縁に沿って北上し、今週の水曜日から木曜日にかけて日本列島を縦断しそうな気配。確か昨年はほとんど台風の本土上陸がなかった(あのアメリカでのテロの日は台風だったが)ように記憶しているが、今年はのっけから大型台風の直撃となりそうである。

  台風接近となると、我が家の周りにも激しい雨の影響が甚大となると思われる場所がある。今までの大雨経験からいくと、大雨に見舞われると我が家の前の池も大増水してしまうのが常なのだ。とは言っても、うちは池から離れた高台の上にあるので、いくら池が増水したとしてもあふれた水が家の中に浸水してきたり崖が崩れてマンション倒壊の危機に、なんてことはまずあり得ない。で何が心配かというと、池に住む『うっしー』ことウシガエル達の行く末だ。厳しい冬を越え目覚めの春を過ぎて、今ようやく我が世の夏を謳歌しているうっしー達。濁流に流されなければいいんだけど。


07月02日(火)
  先週末は学生時代の友人たちと神田で飲む。そういえば最近友人と飲むというと神田だ。特にかの場所にこだわりがあるとか、ここでなければという理由はないのだが、飲み屋が多く、交通の便がいいからなにかと便利ではある。かつての江戸っ子の街は、いまやおっさんのための飲屋街でもある。

  その我々である。神田や新橋という街並みが対外的にも自覚的にも大変フィットするような立派なおっさんとなった面々だが、こうして昔の連中が集まると、何故かその時だけ若返るような気がして不思議だ。近況や子供の話などしつつ、ビール、焼酎、日本酒その他諸々を胃袋に入れていい調子で酔っぱらう。

  残念ながら今回の飲み会には来ることができなかった福井在住の友人から、せめて酒でも、と日本酒を差し入れてもらった。「叔羅川」なる現地の酒である。米作りからこだわって作られているからか、大変美味しい。Web からでも注文できるそうなので、酒飲みの方は是非とも味わっていただきたい。個人的なおすすめは「叔羅川 五百万石 一年熟成」。コクがあるのにキレがある。キリッと冷やして飲むととても美味かろう。

  毎度飛び出すわりにいつも実現にまで至らないバンド活動再開の話は、当然ながら今回も出たのだが、ちょっと今回は本気でやってみようかと思っている。とりあえずメンツは揃いそうだし、やりたい曲もいっぱいある。しかしそれぞれ忙しい身、個人練習はともかくとしても、スタジオに集まる時間はなかなか取れないかもしれないが、月一あるいは二ヶ月に一回ぐらいのペースだったらなんとかなるだろう。そういえばここのところ全く楽器に触っていないので、まずはリハビリが必要だな。手始めにギターの弦を張り替えるところからだ。


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